【1】うそつきパラドクス/1~10巻【登場人物】感想・ネタバレ注意
1●うそつきパラドクス1~10巻/きづきあきらサトウナンキ/ヤングアニマル/青年漫画【登場人物】感想・ネタバレ注意(完結)
★八日堂俊介(ようかどうしゅんすけ)
20代の会社員。入社時から想っていた栖佑に、「遠距離恋愛している彼氏がいる」と知っても諦めきれず。
そして、急接近のチャンスが到来するも、「浮気」になるから「最後」まではしないと「ストップ」をかけられてしまう。
すると「本気だとバレると逃げられる」と感じた八日堂はお手軽さを演出、「遠距離恋愛中寂しさを紛らわす代用品」を名乗り出る。
他の人にのちに語っていた”俺達の年だといいなと思う人には相手なんかいて当たり前”・”そんな理由であきらめていたら出会いなんかありませんからね”
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のセリフは確かにそうなんだけどw、そこからはよく心が折れないな~と感心するほどの粘りで、読んでいて胸を締め付けられるような片恋泥沼ロード一直線。
後半一部「めっちゃくちゃな展開」があったけど、前半のこの八日堂の想いの「重さ」があったから作品として成立してるんだろうなw。
年の割には割合冷静で、状況判断にたけているかも。
続編の「猫パラ」では坂上先輩の友達として登場・相談役になっていたりするも、後輩の兼末にも恋愛アドバイスを送ったりする。
兼末への”よく「自分に正直に」とか言うけど 自分に一番ウソつくのは自分だからな だまされるなよ”のセリフ等は、うそパラで積み上げた経験値を物語っているw。
★栖佑日菜子(せいゆうひなこ)
童顔ナイスバディなヒロイン。学生時代からの彼氏 大桑が就職で名古屋配属になったため、3年間の遠距離恋愛中。
元々は超奥手で、今もおとなしめ。我が我がと主張するタイプではなく、相手を受け容れるタイプ。
親友の猪狩舞と彼氏の浮気を知りつつも自分が相手を好きだって想いが確かならば・・・
と耐えていたが、元々好意を持っていた八日堂ととある時 接近してしまい、微妙な心理状態に。
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2人の間のみでの「流され女子」となり相当揺れ動くが、変なところが頑固で「2人共好きになってしまった」
→「じゃあ、好きなほうを選ぼう」と言う発想を持たない。
「どっちも好きだから、どっちも選ばない。ウソをついてまでも、どっちも切り捨てる」。。。
「2人を好きになった責任の取り方」にはそんな「オリジナルのこだわり」をつらぬこうとするが、ウソはほどなくばれ、
「あきらめようとしない男性陣」を「選びも切り捨てもしないまま受け容れる」と言う、逆に大混迷な三角関係を構築してしまう。
▼同じ会社が舞台で別主人公の続編。八日堂も先輩としてちょっと出てきます。
◆きづきあきら・サトウナンキ先生作品ネタバレ感想記事一覧 バター猫のパラドクス・奈落の羊・さよならハルメギド・うそつきパラドクス・僕・ボクはイケメン・暁の明星(別館)
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