2★ 美大受験戦記 アリエネ 1巻1話★ネタバレ・感想/山田玲司
2★美大受験戦記 アリエネ/1巻1話/感想・ネタバレ/山田玲司/週刊ビッグコミックスピリッツ
(ネタバレ・あらすじ続き)
そしてズルズルとゆるい日々が過ぎ、高2になったある日。。
有の父は「卒業したらこの家を出て、絵で食っていく準備はできたか?」・「それとも大学に行くか?」とまさかの一言を。。
父は呑気なのか、有の高校から大学へ進学した人なんて80年代を最後に出ていないのに、「努力すればすべては叶う」的ににっこりほほ笑むのでした。
となると有は北島が言っていた通り「卒業したら漫画なんか描く時間もないまま・・・犬のように働いて「ただ老いる」のみ。」な一言が頭をよぎって。。
ただそう言えば美術大学というものがこの世にあると思い出した有は、高校の先生に「人が夢の傍に近寄ると「儚い(はかない)」と読むんだぞ。」と止められてもやる気満々。。
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かくして美術学校に乗り込んだ有は、何が何だかちんぷんかんぷんのまま、すぐさま目に入った美少女にときめきます。
とは言え直後デッサン室に入った有は、ほ・・・本当に絵の道場なんだ、同世代の人が何かに真剣になっているのって初めて見た・・・と感銘を受けまくり。。
しかし木炭を持ってデッサンすることさえ知らなかった有が、許可され見様見真似で描いてみたら・・・
真剣に描画モードに入った有は、描けば描くほど絵が「真っ黒」になっていく事態に愕然。。
ただふと脇に目をやると、先ほどの美少女がキャンバスに隠れて食パンを食べているのを発見し、有はそのかわいさと・こんな地獄の様な道場で笑っている彼女の意外性にビックリしてしまいます。
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しかもその子は、食パンでまさかの「アート」を表現し、有にどう切り返すのか投げかけて来たりも。。
そしてその「お題」にそこそこ応えることのできた有に、彼女は近寄ってきて真っ黒な画面を見るや、「ルドン画伯」と評します。
と言うのもそのルドン画伯は初期は黒い絵ばかり描いていたらしく、美術に造詣の深い彼女は有に「手直し」を求められるや食パンを使ってものの見事に石膏像を浮かび上がらせるスゴ技を見せてくれて。
さらに、「葛飾夢(かつしかゆめ)」と名乗った彼女は、「君は本当はどんな絵を描く人?」と尋ねてきて・・・!?
▼左が夢、右が有。
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