溺れる花火 1巻6~8話★ネタバレ・感想/峰浪りょう
★溺れる花火/1巻6~8話/感想・あらすじ・ネタバレ/峰浪りょう/ビッグコミックススペシャル
●ネタバレ・あらすじ●
”してもしても、実るものは何もない。
なのにどうして、いや、だから、
いつまでも、いつまでも、彼女の体が欲しくなる。”
泳太は夏澄が求める通り、彼女を「小秋」と呼びながら抱きまくるようになり、早五日。。。
泳太は見舞いにもいかず情事に耽っていたけれど、「もし私と会うことが小秋を遠ざけてるのなら、こういうことは・・・」と夏澄に釘を刺されるや、
「・・・俺、ちゃんと小秋のこと、好きですよ。」と宣言すると言う、なんだか奇妙な状態に陥っています。
しかも久々に見舞いに行った泳太は、夏澄と寝てしまった事で戸惑いを覚えたけれど・・・”俺は小秋を 今までどおり---
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いや、今まで以上に大切にしていける。”とぐらつきのある確信を。。。
それなのに泳太は夏澄からは非常に意味深な言葉を言われてしまうし・小秋からは性行 為をしたいと衝撃発言をされてしまうしで、内心動揺しまくってしまいます。
そして泳太は、夏澄の・・・「小秋は生身」発言が当たっていたと痛感し、何とも言えない心境になったけれど。。
デート帰り、泳太は自分の部屋で、小秋とついに「コト」に及びます。。
ところが。。。
もし本当の小秋としてしまったら夏澄とできなくなるから、、、泳太は「準備」が整わず結局中断する羽目に。。
それなのに小秋を送った返り、夏澄から行きたいと連絡を貰った泳太は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「罠」とも知らず、行為に至ったあげく、、とあるコトをしてしまい・・・!?!?!?^^;;
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●感想●
うわ~~~~~~~~~~~~~~、、なんか文字だけにすると大分泳太のゲスさが目立つんだけども、本編・・・・・・なんか「その立場の人」ならではのモノローグやら表情やら思考の変遷やらにあふれてて、、
結局は先行きがすごく気になって読み進めてしまう・・・!!
下世話な言葉遣えば、姉妹丼・・・とは言わないまでも従姉妹丼的なコトやってるし、しかも入退院を繰り返す薄幸の本命彼女に勃たなかった
数時間後に、同じベッドで・・・・・・・・求められるがままに、これまた大人な○してるってどーゆーこと^^;;。
でも不思議と、怒りよりもじわっとしたサスペンス的な不気味さがわいてくるのよね・・・泳太の状況に。。
なんか薄暗がりの洞窟の中にいる泳太が、どっちに進んでも実は滑落するしかないのも知らないまま、別々の場所にいる夏澄と小秋の灯すろうそくの光に吸寄せられているようにしか見えないからかな・・・。
浮気男の登場人物なんてうええ・・・と思いながらじゃないと読めないものの、なんかこの作品全体にうっすら怪談のようなひんやりした空気が張り詰めているから、
ついつい興味がそそられてしまうのよねえ。。
・・・と思ったら、8話結末では新女子キャラ登場・・・!
病弱・豊満ときて、、今度はボーイッシュ。。。
泳太・・・この子ともいたしてしまう予感が、ひしひしするんだけど(震。。
ますますの どカオスになっていきそうです。。。。。
◆峰浪りょう先生作品ネタバレ感想記事一覧 ヒメゴト~十九歳の制服~(本館)
めっちゃあり得ない状態じゃなくて、何軒かとなりの家にはありそう。。。
ざらっとした違和感のある不気味な日常 × ほんのすこしセンシティブなモノローグのハーモニーが、なんとも言えない一本です。。。
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